2015年4月12日日曜日

安価な月経カップが危ない

月経カップは便利で快適と聞いたので使ってみたいけれど、探してみると結構高い。安くて色のきれいな生理カップもあるみたいだけど、どこが違うの、とよくたずねられます。

違いはまず素材。

スクーンカップをはじめとする良質の月経カップは医療グレードのシリコンを使っていますが、シリコンにもいろいろな種類とグレードがあり、質の低いものは使っている内に色や雑菌がつきやすくなります。

医療グレードのシリコンは臓器手術などにも使われているもので、米国はその技術では先進国です。

月経カップは体の中に入れるもの、デリケートな粘膜に触れるものですから、どこの国のどんな工場で作られているのかを購入前にチェックすることが大切です。

例えば米国製のスクーンカップは、3年間に渡る製品開発と度重なるバイオテストを繰り返した後、米国の政府機関 FDAでその安全性が認証された製品です。

少し前にカラコンを使って目が見えなくなるといった事故が話題になりましたが、安価なカラコンと同様、安い月経カップを選ぶことはその安全性が確認されていないという理由で危険なことです。


月経カップは高価なように思えますが、使い捨てのサニタリーナプキンにすれば約半年から10ヶ月分の値段で買えるものです。きちんと手入れさえすれば何年でも使えますので(スクーンカップは米国の政府機関 FDAの方針に従って2年の使用期間と説明していますが、実際にはもっと長く使える製品です)長い目でみると投資効果は大となります。


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