2017年6月29日木曜日

「月経カップ」は米国で当たり前。ナプキンよりいいの?

女子SPAで紹介されたスクーンカップ月経カップの記事を転載してご紹介致します。
https://joshi-spa.jp/723674/2

「月経カップ」は米国で当たり前。ナプキンよりいいの?

最近になって、肌にやさしく繰り返し使うことができる「布ナプキン」が出回っているものの、日本の薬局やスーパーでは紙ナプキンが生理用品の棚のほぼ9割を占めています。実際、ここ3カ月のあいだで日本全国の薬局・スーパーで売れている生理用品の上位10位はすべて紙ナプキン(※)。それに次ぐ存在であるタンポンの使用率も依然として低いのが現状です。

生理用品 膣内に“異物”を挿入するということへの恐怖感や抵抗感ある、という女性も少なくないと思いますが、そもそも日本では生理自体がどこかタブー視され、生理用品の多様性が語られる機会が少ないように感じます。

 そんななか、昨年「スクーンカップ」という月経カップが日本の医療品医療機器等法(旧薬事法)に基づいて販売を開始。
月経カップ「スクーンカップ」
月経カップ「スクーンカップ」
 その企業の代表が日本人女性であることが話題になっています。アメリカ居住歴25年、オーガニックコットンの布ナプキンとベビー服のブランド「スクーン」の浅井さとこさんです。

浅井さとこさん
浅井さとこさん
 彼女に、生理用品や生理そのものに対する考え方に日米でどんな違いがあるのか、お話を伺いました。

アメリカで「月経カップ」は当たり前



 日本で生理用品というと、ナプキンかタンポンの2つしか選択肢はないと思っている方が大多数のはず。しかしアメリカでは、ナプキンとタンポンが主流の生理用品ではあれど、それに加えて月経カップという選択肢も当たり前になっています。

巾着がセットになっています
月経カップ(スクーンカップ)は専用の巾着がセットになっています
 月経カップとは、シリコン製のカップを膣内に挿入し、そのカップに経血を溜める生理用品。浅井さんによると、地域差はあるものの、特にアメリカの都市部において需要が毎月伸びているとのこと。

「使い捨ての生理用品でゴミが溢れ、さらに生理用品に使われている素材に対する健康面での不安から、昨今は月経カップへ移行する方が非常に多くなっています」(浅井さん、以下同じ)

 生理によるムレやかゆみ、痛みなどの不快感を覚えるのは世界共通。それに対し、「日本の場合は“辛抱”を美徳とする文化があるせいか、苦痛や不満を女性がガマンする傾向がありますよね。でも欧米では、不快感を取り除く方法があるのなら無理をすることはない、という考え方が一般的」と浅井さん。

「健康面や環境面、経済面、さらに実践的な面も踏まえて、アメリカ女性が月経カップという選択肢に至ることは自然なことだと思います」

月経カップは自分の体を知るきっかけになる



 アメリカでは生理についての話題も比較的オープンだそうで、「『月経カップを使ってよかった』『もっと早く使いたかった』という声があちこちから聞こえてくるので、試してみる時の心理的ハードルが低いのでしょうね」

 月経カップのような生理用品は日本ではハードルが高いように思えますが、日本でも感度の高い層を中心に急激に受け入れられつつあるようです。

月経カップは自分の体を知るきっかけになる「体の中に何かを入れることを最初は怖いと思うのは自然なことですが、それよりもムレなし、モレなし、ニオイなしという、使ってみて初めてわかる快適さや便利さが口コミで伝わって、試してみようと思う方が増えてきているのだと思います」

 また、月経カップの利用は自分の体のことをよく知ることにつながる、と浅井さんは言います。

「同じ生理でも経血の量は毎回少しずつ違ってくるもの。いつもは漏れないのに今回だけ漏れたのなら、膣内が変化したり、心理的なことが影響したりしたせいかもしれません。月経カップをはずしたときに、汚いものと思わず経血を観察することで病気の早期発見にも役立つと思います」


日本ではタブー視される女性器のこと、アメリカでは…



授業風景 下着にシートを貼るだけのナプキンとは異なり、膣内にカップを自分で挿入するという点で、月経カップを使うためには膣内の構造を理解する必要が出てきます。でも、日本の一般的な性教育では詳しく教えられていません。アメリカでは若い人のあいだでもっと理解が進んでいるのでしょうか。

「アメリカでも子宮や膣といった女性の体に関して、さらには中絶やレイプ、トランスジェンダーについて比較的自由に考えを表現することに対して、時代と共にずいぶんオープンになってきていると感じます。それに悩みや苦しみを自分一人で抱え込まないでいられるように、さまざまな支援グループや施設団体なども充実してきています」

生理休暇に対する日米の違いは?



 では、生理に対する職場での理解はどうなのか。日本では生理休暇を設ける職場が少しずつ増えてきていますが、それでも女性としては肩身が狭かったり、恥ずかしかったり、毎月生理休暇をとることははばかられるのではないでしょうか。

 しかし日本よりも生理に対してオープンなアメリカであれば、「職場によって状況は異なるかもしれませんが、生理の不快感や生理痛に対する職場での理解は得やすいかもしれない」と浅井さん。しかしその一方で、「生理を理由に仕事を休むとなると、男性と対等に仕事ができない人であるとみなされてしまう可能性があり、それを恐れて休暇をとらない女性は多いかもしれないですね」。

生理休暇に対する日米の違いは?

もっと体の声に耳を傾けて



 今回、生理や生理用品に対する日米での考え方の違いを聞いてわかったのは、自分の感じたことや思いを素直に言えるかどうか、が日本とアメリカでは異なるということ。

 日本では「みんなと同じじゃないといけない」とか「人と違うことがあると悪く見られる」といった、同調圧力が強いと浅井さんは感じるそうです。

「自分の内なる声に耳を傾けて、これまで自分を縛ってきた従来の考えからもっと自由になれるように意識を向けていけば、社会は変わっていくと思います。タブーとされているようなことでもオープンに表現できて、人と人が本当につながっていけるようになれば素敵です」

 毎月やってくる生理は確かに面倒なことかもしれないけれど、女性が自分の体と向き合う良い機会なのかもしれません。生理や生理用品について日本でも今後もっとオープンになり、さまざまある選択肢の中から、女性が自分の意思を持って選ぶことができるようになるといいですね。

※2017年3~5月期の全国の薬局・スーパーなどにおける生理用品のシェア率(ウレコン調べ)。

<TEXT/佐藤まきこ>

2017年6月27日火曜日

【スクーンカップの口コミ / レビュー】ほんとにさっさと買えば良かった笑♪



スクーンカップのレビューをアマゾンから抜粋しました。何百という商品レビューをいただいていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。


Amazonで購入
5千円出して失敗するのも嫌だしと散々迷いレビューを見ながら思いきって購入。
レビューにあったように私も奥に入ってしまい一瞬あせりましたが、いきむ?と下に下がってくるので
そこをつかさずキャッチすれば問題ないとわかりました!
つまみの先っぽよりつまみの根元を持って抜くほいが抜きやすいかもしれないです。
問題は入れ直す時、片手で折り畳めなくて両手が血まみれになること笑
そして散々素手で触ったものを入れるのは衛生的に微妙なこと。
ただ、そこは、ビニール手袋、ウェットティッシュなどを使えば衛生的だし、
手も汚れず面倒なようで一番よさそうです。
使い心地も、何だかナプキンより楽。なぜだか体も楽です。違和感もなく、
お風呂に入ってもタンポンみたいに紐を伝って血がたれることもないし、
ほんとになんでもっと早く買わなかったんだろうと思います。
全く血が下着につかないわけではなく、拭いたりする際に多少は血が着きそうなので
一応おりものシートはつけてますが、夜も漏れずほんとに楽です。
旅行が生理に当たっても温泉も海も大丈夫そう。

迷ってる方、決して安くははありませんが試してみる価値あり!です。
ただ、安いと中国産なようですから、体に入れるものだし、そこはきちんとお金だして
信用性の高いメーカーで買った方がいいと思います。

2017年6月18日日曜日

もうナプキンには戻れない!? 噂の“月経カップ”使用者の声を聞いてみました!



ママスタで最近掲載された記事をご紹介します。月経カップが日本でも一般的になって来ているようで嬉しいです! リンク:https://gunosy.com/articles/aW9D2
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オーガニックコットンのブランド「スクーン」によって開発された「スクーンカップ」。医薬品医療機器法に基づいて販売が開始された最初で唯一の月経カップです
最近、ママ友との会話に「月経カップ」という言葉がよく出てきます。
気になっていろいろ調べてみると、筆者のまわりでは5人に一人の割合で月経カップ愛用者がいることが判明。使っているママたちの話を聞くと、みんな大絶賛!
「月経カップってなに?」という方に、月経カップを愛用している方のリアルな声をご紹介したいと思います。
月経カップってなに?
ナプキン、タンポンに次ぐ第3の生理用品として注目されている月経カップ。日本では、ここ数年で普及してきましたが、欧米では50年前から使われている生理用品なんだとか。去年の春には、「スクーンカップ」という製品が、日本で初めて医薬品医療機器等法に基づく月経カップとして発売されました。
使い方は簡単。生理時に月経カップを膣内に挿入し経血を溜め、定期的に月経カップを取出し溜まった経血を捨てます。洗って、繰り返し使えるので、ナプキンやタンポンといった消耗品にかけるお金も節約できるんです。生理中はあきらめがちな温泉やプールも楽しめるように!
非常に軟らかい素材なので、このように折りたたんで挿入することができます
今回は、実際に使っている方々に、気になることをいろいろと質問してみました。
月経カップを使ったきっかけは?
「生理3日目からは、毎回ナプキンにかぶれてかゆみや痛みを伴うほど肌が弱く、2人目の産後悪露の時期に、ナプキンを使用していてひどい目にあったので、生理が再開した際には月経カップを試そうと決めていました」
「ナプキンでのかぶれ、不快感とニオイが気になっていました。子どもができてからは、自分のタイミングでトイレに行けずナプキンを変えるタイミングが取れずに夜用のナプキンを使ったりしていましたが、ゴワゴワして慣れず、思い切って月経カップに変えました」
使ってみた感想、メリットは?
「とても快適です! 生理期間という事実から解放されたかのよう。うまく装着できれば装着感ゼロで生理のことを忘れることができます。朝洗って装着→昼間ふき取り装着→帰宅後洗って装着→寝る前洗って装着なので、トイレのたびにナプキンを替えるというわずらわしさが減りました」
「12時間ごとに交換すれば良いので多い日以外はほぼ存在を忘れられます。経血があふれそうになったらなんとなく感覚でわかる(空気の気泡がぷくっとするような感覚)ので、使用して今1年ほどですが、替えどきを間違えたことはなく、夜も漏れがなくて助かります」
デメリットはありますか?
「装着にコツが必要です。自分に合う月経カップの探索に費用がかかります(ひとつ4000円以上なので、これが合わないから次はあれをと簡単に乗り換えることができない)。体内に挿入するものなので、人によっては不快と感じる人もいるかもしれません」
「懸念点としては身体の中のことなので、サイズが合わない方もいるのかな、と思います。また私は在宅勤務なので大丈夫ですが、外で替えるタイミングがある場合はどうしても指が経血で汚れてしまう問題があります。タンク式のトイレを選んでも、少し面倒です」
カップの選び方は?
通気性のある布製の袋に入れて保管します。ジップロックなどの密閉されたものはNGです
「私が使っているのは“スクーンカップ”のサイズ2(大きい方)です。最初は装着するのに時間がかかりましたが、身体に合い不快感が無く、生理の事を忘れたように生活できるのが凄いです」
「スクーンカップの小さいほうとディーバカップ(別メーカーより販売の月経カップ)の大きいほうを試してみて、ディーバカップに落ち着きました。ディーバは、硬さがあってしっかりしている分、装着ではまる感じが難しいですが、本当に快適なのでもうナプキンには戻れません!」
スクーンカップは、サイズが2種類あり、小さめのサイズ1は性経験のない方・帝王切開で出産された方や、経血量の少ない少ない方に、大きめのサイズ2は出産経験がある方、経血量の多い方に……と、自分の身体にあったものを選べるようになっています。
また、スクーンカップ以外にも、海外では色々な種類の月経カップが販売されています。Amazonや楽天市場などの通信販売を利用しているという方も多いようです。
お値段は4000円〜5000円程度と少々お高めですが、洗って数年間使い続けることができるので、長い目で見れば経済的と言えるでしょう。
しかし、膣の中に月経カップを挿入するので、「外出先での取り外し時には手が経血で汚れてしまうのでは?」と心配になりますよね。ウェットティッシュや赤ちゃん用のおしりふきで対処している方もいますが、最近、専用の携帯できるウォーターバッグが発売されました。これがあれば、経血で汚れた手もさっと洗うことができて安心です。
スクーンカップ用携帯ウォーターバッグ・540円(税抜)
愛用している人たちに話を聞くと、とにかく全員が口を揃えて言うのは、「もうナプキンには戻れない」という言葉。
ただでさえ憂鬱は生理に加え、ナプキンでの肌荒れ、忙しい中でなかなか替えるタイミングが作れないストレス、気になるニオイ……。
生理とは付き合っていかなくてはいけないので、上手な付き合い方を考えたときに「月経カップ」に辿りついたという声がとても多かったです。
実際に話を聞いてみて、とても興味が沸いた筆者ですが、「上手に挿入できるかしら……」「外出先で取り外すのは面倒かも……」という不安があります。
でも、メリットとして紹介された内容がとても魅力的なので、購入してみたいと思います。
毎月の生理で、肌荒れ、ニオイに悩んでいる方は、一度試してみるといいかもしれません。
文・鈴木じゅん子