2018年5月20日日曜日

幸せの神経回路を作るための方法




 いい気分になったり、いやな気分になったりするのは、何かが起こったことによる必然的な反応だと思っている人は多いけれど、実際には、出勤にちょっと遅れただけでイヤミを言う上司のせいでもなかれば、電車の中で大声で話す学生の声のせいでもなければ、すれ違いにぶつかって謝りもせずに歩いていく人のせいでもありません。

 仏教の見方によると、それらは過去に積んだ「業」によるもので、ネガティブまたはポジティブに強く感じたことが記憶となり、心にこびりついたものに関係するそうです。つまりその心にこびりついた「種」が、似たような現象に遭遇した時に、表面に感情として現れてくるのだそうです。

 それを脳科学の見地から解説した記事によると、幸せな気分にしてくれる体内の化学物質を促す働きへの脳内回路と、そうではない、イヤな気分にさせる化学物質への脳内回路など、脳には色々な回路があって、何かが起こった時に、瞬時に最も流れやすい方向への回路がアクティブになってまるで自動的にその気分を引き起こすと言う仕組みになっているらしいです。

 脳は、もともと私たちが生存していくために体を守ろうとするように、太古の昔から進化してきているので、ちょっと危なっかしそうなことや、期待通りにならないことに直面すると、途端にイヤな気分になる化学物質を出してしまおうとしてしまいます。

 そんな脳の勝手な暴走を制御し、頭の中にあるたくさんの回路の中から最も望ましい神経回路へと電流を流していくために、できることがいくつかあります。

 一つ目は瞑想によるもの。 15分でも静かに呼吸を感じ、自分の感覚を「今、ここ」にとめる稽古をします。心に浮かぶ様々な考えに、とらわれることなく、また押しやることもなく、静かな心の場所から眺めて見守るようにする訓練です。というもので

 そしてもう一つはNeuroplasticity(神経可塑性)という比較的新しい分野によるもので、ポジティブ回路を強化していくという考え方です。この考え方について、説明した記事がありますのでここで引用します。

ポジティブな経験は頭の中でスルーすることが多いので、意識してじっくり味わい、五感をフルに活用して記憶するようにします。たとえば、散歩していて気持ちがよいなら、土の匂いを吸い込み、そよ風が肌に心地よい感触を味わいつくします。また、何か嬉しいことがあったら、何度でも反芻してその感情を引き伸ばします。

要は、ネガティブな経験のときに自然にしていることをポジティブな経験に活用するのです。こうすると、脳の配線が徐々に変化して、ネガティブ偏向を改めることができます。

何もいいことがない、ポジティブな経験がないというときは、どうすればよいのでしょうか? 必殺技があります。いちいち、一つ一つに感謝する、これに尽きます。五体満足で健康、自分で栽培したり飼育したりしなくてもさまざまな食物が手に入る、気にかけてくれる友人がいる、などなど、考え出したら、切りがないくらい出てきます。感謝は、手っ取り早く自分の波動を上げるのにも有効です。波動が高まれば、それにあったよいものが引き寄せられるので、また感謝です。こうして、ポジティブなループに入ってしまえば、楽ちんです。(Trinityの記事より引用)

この分野に詳しいロレッタブルーニング博士(Loretta Breuning, PhD)は、次のような方法を提案しています。

1分間、素敵なこと、楽しいこと、感謝することを考える。これを1日3回繰り返し、45日間続けること。

この方法によって、脳内回路をつなぎ換えることが可能になるということ。ポジティブな思考回路は学べるスキルだと説いています。(Forbs)


瞑想で心を空っぽにする方法に付け加えて、ぜひ試してみる価値ありそうです。うーん、45日間かあ。。。。とひるんでしまうあなたにも、まずここから、ポジティブなジャーニーの始まりです。=================ポジティブな生理体験への近道は、スクーンカップ 月経カップ。12時間交換しないで大丈夫。モレなし、ムレなし、ニオイなし。ぜひ試してみてください。www.sckooncup.jp


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